太陽電池モジュール設置総面積 約24.7?(架台含む)

A-1 環境共生住宅  ( 自然エネルギーの利用 )

太陽光発電の仕組み

 

太陽からの光エネルギーを直接、電気エネルギーにかえるシステムが、太陽光発電。

太陽電池によって発電が行われる。

太陽電池とは半導体の一部で、半導体は光を受けると内部の電子にエネルギーが与えられ、電流が起きるという性質をもっている。

太陽電池に多く使われている半導体にシリコン半導体がある。シリコン半導体にはそれぞれに電気的な性質の異なるN型シリコンとP型シリコンがあり、この2つをつなぎ合わせた(PN接合)のが太陽電池の構造である。

太陽電池に太陽光があたると、その光エネルギーは太陽電池内に吸収される。この吸収されたエネルギーによってプラスとマイナスをもった粒子(正孔と電子)が生まれ、マイナスの電気はN型シリコンの方へ、プラスの電気はP型シリコンの方へ多く集まる。

このため、電池の表面と裏面につけた電極に電球や、モーターなどをつなぐと、電流が流れだすことになる。これが太陽電池の原理である。

 


 

出  典

新エネルギーの活用,新エネルギー・産業技術総合開発機構,平成76

著作権者

新エネルギー・産業技術総合開発機構

◆ 太陽光発電システム販売価格の推移
 

(販売価格: 万円/3kW

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000

2001

標準工事費

140

80

50

40

40

40

40

35

33

周辺機器

200

70

50

30

25

25

22

20

18

インバータ

400

180

90

70

50

45

38

30

28.5

太陽電池モジュール

360

270

240

210

195

195

189

177

156

1100

600

430

350

310

305

289

262

235.5


 

出  典

新エネルギー・産業技術総合開発機構資料

著作権者

新エネルギー・産業技術総合開発機構


(参考 : (株)シャープ    http://www.sharp.co.jp/   )